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廃車にする基準はこれで間違いなし!お得に廃車にするための判断基準を紹介

廃車にする基準はこれで間違いなし!お得に廃車にするための判断基準を紹介

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自動車に乗っていると、そろそろ廃車にしたいけれど、費用もかかるし今が最適なタイミングなのかわからずに迷ってしまうという声を耳にすることは少なくありません。

廃車にすべき明確な基準があれば迷わずに済むのにと思う方もきっと多くいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、廃車にすべきかどうかの判断を助けてくれる基準をいくつか紹介します。

自動車を廃車にするケースは大きく2つ

廃車にするかどうかの判断基準を考えるにあたって、まずはどの様な理由で自動車を廃車にすることが考えられるかを見ていきましょう。

大きく廃車にする理由は2つに分けられるため、1つずつ紹介していきます。

廃車にせざるを得ない

廃車にせざるを得ない

廃車の基準となる1つ目のケースは何らかの理由によって自動車の廃棄や乗り換えが必要となり、現車は廃車とせざるを得ないというものです。

詳しくは後ほど個別に紹介しますが、例えば事故によって自動車が修理不可能なほど損傷してしまった場合などは非常にわかりやすい例といえるでしょう。

自動車は消耗品ですので、どれだけ大切に乗っていても必ずいつかは手放さなければならない時が来ます。

しかし、やむを得ずに廃車を行うパターンは、選択肢がないこともあり、廃車にするかどうかで悩むといったことはないでしょう。

廃車にした方がお得になる

廃車にすべきかどうかのもう一つの基準は、廃車にした方がお得になるかどうかというものです。

こちらも具体的なケースは個別に詳しく後述しますが、例えば故障してしまい、修理費用が新車を購入するのと変わらないかかるという場合には、多くの方は修理ではなく現車は廃車にし、新車への乗り換えを選択するでしょう。

しかし、上記の様にわかりやすいケースはともかく、廃車にした方がお得かどうかわかりにくい場合や、何を重視するかによって選択基準が変わる場合もあります。

おそらく多くの方が悩むのもこの様なシチュエーションかと思いますので、廃車で得をするか損をするか、後ほどしっかりと詳しく解説します。

廃車にしようかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

廃車にせざるを得ない4つのパターン

自動車に乗っていると、こちらがどうしたいかに関わらず、どうしても廃車にせざるを得ない場合があります。

考えうるパターンを4つ紹介していきましょう。

重大な事故や故障によって修理ができない

廃車にせざるを得ない1つ目のパターンは、上でも紹介しました、事故や故障によって自動車が重大な損傷を負ってしまい、修理しても安全に走行できないというものです。

フレームが大きく損傷してしまう様な、素人目にも明らかに修理不可能な故障もあれば、パッと見ではなかなか分かりづらい故障もあります。

そのため、問題なく走行できている様に思えても、何かのきっかけで修理に出してみたら廃車の宣告を受けてしまうというケースもあります。

いずれにせよ、安全な走行ができる状態まで修理ができない場合には、諦めて廃車にせざるを得ません。

車検に通らなかった

自動車を廃車にせざるを得ない2つ目のパターンは、車検に出した際にこれ以上乗り続けることができないと判断され、車検をパスできずに廃車宣告を受けてしまうというものです。

根本的にはこれも先程の修理不可と同じ理由と言えますね。

ただし、車検に出すということはさらに2年間乗り続けようと考えているタイミングであるため、予期せぬ廃車宣告により、最もショックを受けやすいパターンと言えるでしょう。

また、物理的には修理が可能であっても、車検費用に修理費用や部品交換費用を合計した総額があまりにも高額になってしまう場合にも、廃車を進められる可能性が高くなります。

年式が古く修理パーツが手に入らない

年式が古く修理パーツが手に入らない

自動車が廃車になってしまう3つの目のパターンは、修理パーツが手に入らないというものです。

一般的に、自動車は販売が開始されてから10年程度で生産を終了してしまいます。

これに伴い、パーツの生産も行われなくなるため、年式が古くなれば古くなるほどパーツを入手するのが困難になり、最悪の場合、パーツが手に入らずに修理ができないという事態に陥ってしまうのです。

仮に修理ができても非常に高額になってしまうことも多く、現実的には廃車一択となってしまうこともしばしば。

しかし、修理パーツが手に入らないほど年式が古くなってからの故障であれば、ある意味自動車の寿命ともいえるため、諦めもつきやすいのではないでしょうか。

ライフスタイルの変化で別の自動車が必要になった

最後に、ライフスタイルの変化によって自動車に求める条件が代わり、乗り換えのために現車を廃車にするというパターンも考えられます。

子どもが増えたことによってそれまでに乗っていた自動車では手狭になってしまうケースなどはわかりやすいのではないでしょうか。

他にも、高齢の方の介護が必要になり、介護に対応した自動車へ乗り換えるといったパターンも考えられます。

また、廃車にせざるを得ないというわけではありませんが、地方から都心への引っ越しによって自動車が不要になり、維持費の節約のために自動車を手放すといったパターンもあるかもしれません。

自動車は生活に密着したものであるため、ライフスタイルが変わることで現在使っている自動車が不要になり、廃車にするといったケースは珍しくありません。

廃車にした方がお得な3つのパターン

続いて、現車に乗り続けるよりも廃車にしてしまった方がお得なパターンを3つ紹介します。

修理費用が高くつく

廃車にすべきパターンの筆頭は、自動車が故障したり事故にあったりした際に、修理費用が高くつき、新しい自動車に買い替えた方がお得に済んでしまうというパターンです。

ここまででも何度か触れていますが、破損が大きい場合やパーツの入手が難しい場合などは、自動車の修理に何十万円もかかってしまうこともあります。

現車よりも良い自動車を中古で買った方が安くついてしまうこともあるため、その様な場合には現車は廃車にし、新しく自動車を購入してしまった方が良いでしょう。

中古買取り価格が下がる

自動車の中古買取価格は乗っている期間と走行距離によってどんどん下がっていき、10年・10万キロを超えた自動車はほとんどタダ同然の値しかつかないことが一般的です。

そのため、中古買取価格が下落し切ってしまう前に売却し、そのお金を新しい自動車の購入代にあてた方がお得になるというケースも多いのです。

人気車種であれば、5年・5万キロ以内であれば高値で買い取ってもらえる可能性もあるので、中古買取り価格をこまめにチェックしつつ、乗り換えたいタイミングなどとあわせて検討しながら、お得なタイミングで手放すというのも賢い乗り換えの方法といえるでしょう。

登録から13年が経過し税金が上がる

登録から13年が経過し税金が上がる

自動車を所有していると毎年自動車税を収める必要がありますが、自動車を新規登録してから13年経つと、グリーン課税制によって税率が上がってしまいます。

上昇幅は排気量によって年間数千円程度ですが、13年も乗った自動車は乗り換え時期でもあるため、どうせなら税率が安い間に乗り換えるという人は少なくありません。

「10年10万キロ」は廃車の基準にならない?

自動車を廃車にすべき基準・廃車にしなければならない基準を紹介しましたが、他にも「10年10万キロ」という基準を耳にしたことがある方も多いかもしれません。

これは購入してから10年間経過するか、もしくは走行距離が10万キロを超えた場合には、廃車にすべきという考え方です。

しかしこの基準が提唱された頃は現在に比べて自動車の性能も低く、今では比較にならないほど自動車が高性能化されているため、実際には10年10万キロを超えても問題なく乗り続けられるケースも珍しくありません。

あまり画一的に考えるのではなく、自分が優先するポイントも考慮しながら、ケースバイケースで最適な廃車のタイミングを見極める方が良いでしょう。

まとめ

自動車を廃車にする基準について解説しました。

自動車を廃車にするタイミングは大きく「廃車にせざるを得ない時」と「廃車にした方がお得な時」の2つがあります。

特に廃車いした方がお得かどうかの判断ができずに悩む方が多いかと思いますので、ぜひこの記事で紹介した判断基準を参考にしてみてください。